こんにちは、牧野直子です。
近年、農作物に使われている農薬が問題になっていますよね。
農家の方たちが、作物の生産量を確保するためには、通らないといけない道なのかもしれません。また消費者も、スーパーに並べてあれば、なるべくキレイなものを買ってしまうという習性からも、農薬の使用は減らないのかもしれません。
食べる野菜は、すべてをオーガニックにするというようにしたいところですが、オーガニックは経済的にも厳しいのが正直なところ。
子供を育てていると、育ち盛りの子供たちが、どんどん量を食べるので、すべてをオーガニックにするのは大変ですよね。
でも、そうだからこそ、残っている農薬は取り去りたいものです。
農産物の残留農薬を減ら方法ランキング
残留農薬を除去できる効果が高い方法から、順番に説明しますね。
1.皮をむく
農薬残留率0~6%
皮をむくことで、残留農薬を減らすことができます。
注意したいのは、じゃがいもなど、皮が残ってしまいがちになってしまったりするような食品。しっかり皮をむくようにしましょう。
2.揚げる
農薬残留率 0~19%
揚げることで、全体に熱が通ることになり、農薬効果がほぼなくなります。
かなり効果がある調理法ですよね。
でも、揚げ物にすると、カロリー過多になってしまったり、酸化してしまっているよくない油を使っていれば、それを摂取してしまう、という違う問題が発生してきます。
ひとつを取れば、ひとつが取れない、という感じかな。
3.炒める
農薬残留率 0~56%
火を通すといっても、油であげるよりは、ぐーんと効果がさってしまいます。
4.ゆでる
農薬残留率 1~72%
残留農薬という視点でみると、効果はあまり期待できません。
煮汁にも流れますよね。
5.水洗い
水溶性の農薬で表面についたものは、水洗いで流せますが、あまり期待はできません。
油性の農薬もあるため、そちらは効果はほとんど期待できません。
やはり水洗いでは、なかなか落ちませんよね。
りんごの皮の農薬は?
私が一番気になったのは、りんごです。
りんごの皮には栄養分がいっぱい、一緒に食べてもおいしい、ということで皮ごと食べたい果物NO1なのですが、りんごの皮の残留農薬はどうなっているのでしょう。
農家の方や生協の方のサイトで確認したところ、農家の方も農薬についてはかなり気にされているようで、毒性の小さいもの、分解の早いものを使っているとのことです。
農薬は使われているものの、水で洗い流せる水溶性のものを使用したり、分解の早いものを使われているとのこと。国内産のりんごは、比較的、しっかり水洗いすれば、問題はなさそうですね。
まとめ
残留農薬はなるべく減らして、食べたいですね!
減らす方法を理解して、調理をしよう