こんにちは、牧野直子です。
お世話になっているIT系会社の社長が、私に教えてくれたことがあります。
それは、「孫氏の兵法」を学ぶといいよ!ということです。
経営者は読んでいるのが当然?!孫氏の兵法
有名なビジネスパーソンは、みんなこの孫氏の兵法を学んでいるそうです。
ナポレオン、武田信玄、ビル・ゲイツや松下幸之助、孫正義も愛読したらしい。スゴイ!
・交渉を有利にするには、どういう準備をすればよいか
・部下を統括するにはどうすればいいか
そんなビジネスで役に立つことが、「孫氏の兵法」にすべて書かれてあるというわけです。
人間関係の築き方や、勝負のこころえなど、心を育てることは、子供の教育にもとてもいい。そしてその心をもって大きくなると、大人になってビジネス上でもとても役にたつ。
私は大人になってから知りましたが、子供たちにも、意味はわからなくてもいいから、ふれさせてあげたいなと思いました。
こども孫氏の兵法
そんな時、こども孫氏の兵法 という本があると知りました。斎藤孝先生の編集。
孫氏の兵法の中でも、これはと思う24の言葉を選んであります。
選ばれている言葉を抜粋すると
相手を追い詰め過ぎてはいけない
怒りにふりまわされてはいけない。どんなときでもクールに判断しよう
意味のある「逃げ」だってある。かなわないならさっさと逃げよう
ほかの人の意見に振り回されないで自分で決断しよう
といったようなこと。
翻訳ではなく、超訳としているのですが、文字どおりの意味ではなく、子供がわかるように意訳してくださっています。
子供たちに孫氏の兵法にふれさせてあげよう!と思って購入した本ですが、何よりも、大人にずーんと心に入ってきます。
孫氏の兵法を解説した本はたくさんありますが、それらは大人向け。わかりづらい表現もあります。
でもこの本の解説は子供向けだから、とっても簡単にかいてある。
難しいことを理解をさせるには、小学生が理解できるように説明することだ、なんていいますよね。
小学生が理解できるように、読み解いているからこそ、とてもわかりやすい。
私も何度も読みたくなる本です。
子供たちに孫氏の兵法を刻むための音読
子供たちには、意味はわからなくても、言葉にふれていてほしいと思い、私は音読をするように言っています。
ちなみに、同じシリーズで、「こども菜根譚」がありますので、姉弟で交換しあって読ませています。
たぶん今はそんなに腑に落ちないかもしれないけど、音読を繰り返して、意識の中にすりこまれたら、大人になってから、迷った時の選択基準になったり、人生の礎になるんだと思います!
この言葉を知って、これから大きくなっていく子供たち、どんな経験をするのかな。
私も楽しみです!