こんにちは、牧野直子です。
勝手にワクワク創作塾、今回は洋服屋さんです。
ある洋服屋さんなのですが、店内に入ると、がらーんとした印象。外に向けてのショーウィンドウには、一応、マネキンでディスプレイしてあるのですが、中にはありません。
お店は、だだっ広くて、スカスカっとした感じ。
洋服が置いてある什器があるのですが、真ん中に二列ずつそのまんま整列している感じ。内装も殺風景です。
これでは、あまりワクワクしないですよね。
このお店を、お客様がワクワクするようなお店にするには、ということで、勝手にワクワク創作してみます。
広すぎるとなじみにくい
このお店だと、お店の面積に対して、提案している洋服の量が少ない。島什器も、スチールのありきたりの棚で、面白味がありません。
お店に入ったら、すぐの場所に魅せるスペースがあるといい。
まず最初にそこに視線が行くようなスペースです。それがないので、どこから見ればいいのかわからない感じになっています。
そして、そこを見たら、周りを見渡してみる。。というような、視線の移り変わりが欲しいです。
回遊できる空間にしよう
洋服屋さんだと、お客様が歩く動線が、一直線だとつまらない。スーパーのように、商品の種類ごとに整頓されていて、買う目的のものを見つけやすくしているのとは違いますよね。
お客様の動線としては、ジグザクさせてみたり、ある通路を通っていたら、行き止まりのように見せ場のディスプレイがあったり、動線に動きがあったほうがお客様が楽しくなります。
曲がったり、囲まれたり、回遊できるほうがお客様が楽しめるんですよね。
什器もバリエーションをつけよう
量産されているスチールの棚ばかりだと、面白味にかけます。棚のタイプの什器。ハンガーのタイプの什器。テーブルのタイプの什器。
バリエーションをつけて、それぞれで見せるものを変えて行く。そうした方がワクワク感があがりますね。
また、量産のスチール棚ではなく、お店のスタイルが現れるような棚に変えるべきです。
つまりスタイルを先に作らないといけないってことですけどね。
女性客のショッピングの楽しさを
女性は洋服に限らずショッピングをするとき、あっちがいいか、こっちがいいか悩むことも楽しんでいる方が多いように思います。
男性は、決まっているものを買うだけの人が多いみたいですけどね(笑)
だったら、お店の動線は行って帰るだけの簡単な線で結んだだけでは面白くない。その楽しさを演出するお店作りをしていただきたいと思います。
お客さまが自然に店内を回遊してしまうように、コーナーにディスプレイのスペースを設けるなどして、遊びの空間をつくってみましょう。
ということで、勝手にワクワク創作塾でした~。