こんにちは、デザインとマーケティングで、お店をお客様から愛されるワクワク空間に変える一級建築士、牧野直子です。
前にも利用した飲食店に立ち寄ったら、季節に合わせて少し雰囲気が変わっていた……こんな演出があるお店には、お客様もまた次も来てみようかと思うものです。
日本の素晴らしさは、四季があること!
桜の季節になると、毎年心が洗われるような思いがします。生きているあいだにあと何回桜が見られるんだろう、、。と感慨深くなります。
夏の楽しみは、海水浴だったり、夏祭りだったり。
秋は、紅葉。食欲の秋、読書の秋。最近は、ハロウィンも盛り上がっています。今の子どもたちは、クリスマスよりもハロウィンの方が楽しんでいるような雰囲気も感じます。
冬はクリスマスやお正月。雪の降らない東京に住んでいると、年に1、2回降る雪も、子供達は、心が躍るようです。
そんな思いがどんな人にもあると思います。四季には、それぞれいろんな感情がついてくる。
季節限定メニューの相乗効果
美味しいものも、大好きなものも、全く何も変化せず、そのままだったら飽きてしまう。あるいは忘れ去られてしまう。
季節の変化というのは、それだけで新鮮な気持ちを与えてくれます。
私の子供たちが、ファミリーマートのフラッペが大好きで、よくおねだりされるのですが、行くたびにその季節限定の新しい味と入れ替わっていて驚きます。
定番メニューは変わらずずっとあるんだとうけれども、そこに季節限定のものを足していくことで、新鮮な気持ち、イキイキした気持ちを付加しているんでしょうね。
お店の内装も季節感が大事!
お店も同じです。
1年を通してずっと同じ雰囲気を維持しているだけでは、お客様、特にリピーターの方たちは飽きてしまう。
もともとのインテリアの上に季節感を付加することで、新鮮さ、イベント性、ワクワク感が生まれてくるんです。
そうすると、お店に来るのが楽しい、ずっと滞在していたいという感情につながります!
カンタンに季節感を出すには
カンタンに季節感を出すには、
その季節のお花を飾る。
大きな花を飾るスペースが取りずらければ、小さな小瓶に花を活けてもいいですよね。それだけで、みずみずしさと季節感が演出できます。
壁に季節感のある写真や絵を飾り、季節ごとに交換する。
テーブルクロスやクッションなど、季節感ごとに季節感のある配色に変える。
カンタンに季節感を出す方法は、こういったことが考えられます!
ディスプレイで、季節感を出してみましょう!
カンタンに季節感を演出する方法を書きましたが、余裕があれば、ディスプレイで、もうワンランク上を演出してみてはいかがでしょうか。
季節ごとにどんなディスプレイをすれば、ワクワクする季節感が出てくるのか、また違う記事で詳しく書いていきますね!