こんにちは、牧野直子です。
先日、立川にできた新しい商業施設、グリーンスプリングスに行ってきました。
メインは2階レベルになっているのですが、ここが都市公園のよう。それをはさむように、お店が並んでいる、そんな施設です。
【ここから2階へあがります。】
コンセプトはX。立川の歴史と未来が交差する場所という意味らしいです。。
いいコンセプト!クロスというコンセプトがわかりやすい。
シンプルでいて、効果絶大だと思います。
シークエンスの演出とコンセプトがマッチ
だんだん狭くなってきた小路から、どーんと芝生広場が開ける。
この劇的な変化がドラマチック!
今とこれからがクロスする、というコンセプトがうまく空間的にもデザインされてる。
↓
じゃぶじゃぶ池のようなカスケード
芝生広場から、階段上に上から水か滝のように流れてくる場所。自然界でも、このように連なった段々の滝をそういうそうです。 じゃぶじゃぶ池のように、小さい子供達が、靴をぬいで入っていました。 気持ちよさそう!
芝生広場の突き当りは、ホール
ここが2階レベルとは思わない。緑がたくさんあって、大きな芝生広場に、噴水など。
都会の公園ですね。気持ちいい。
突き当りが芝生広場、正面がホール
芝生広場とホールは開け放して、一体で使えるそう。
その使い方を見てみたいです!
あちこちにアート
アートがところどころにたくさん設置してありました。招待したアーティストもありましたが、若いアーティストを育てるために公募したのだとか。
素敵ですね!
通りがかった時には、階段の上の方に電話ボックスがあって、遊び心あるなあって思っていたのですが、これもアートのよう。
実際に、使えるのかな。
ベンチがたくさん
座る場所がたくさんあるのがいいなって思いました。
ベンチがたくさん。ちょっとお弁当もってきて、ゆったりした時間をすごすのもいいですよね。
東屋もところどころにあって、これらは早いもの勝ちのようです。
2階レベルで庭園あり、芝生あり、ほんとに
入ってすぐの噴水広場
水の出方をプログラムで、高くしたり横になびいたり、演出していて、しばらく眺めていても楽しい。 それに、水のせせらぎ音が環境音楽のようで憩います
エマニュエル・ムホーさんのアート
カラフルな色彩をデザインする建築家さんで、好きな人です。
よく見ると、2020以降の数字たちの集積。つまり未来ってこと。シンプルだけど、キレイで意味も伝わっていい。この細い文字が自立しているところが、建築的でもある!
ビオトープがある
ここが2階とは思えないほど、情緒豊か。心地よい公園に行こう!室内遊び場もあるし、あそこならご飯屋さんもたくさんあるから、お弁当作らなくていいし!
働き方改革
たくさんある建物の一つはオフィス棟のようです。このオフィスがすべてにテラスがあるのが売りとのこと。こういうプラスαがあるというのはいいことです。
この一階はオープンオフィスのようで、たくさんの人が大きなデスクにパソコンをつないで仕事をしていました。
ここは無料で使えるんだろうか。。会員制なのかな?ノマドワーカーには、嬉しい場所ですよね。
ちなみに、この反対側がホテル。中に入ってみたかったけど、ずっとホテルマンの男性と女性が立っていて、たぶん歓迎してくださるんだろうけれども、用もなく入るのは勇気がいったのでやめました笑。
街の縁側
とにかく縁側が多い。こういう半屋外という場所は気持ちのよいものです。ただし、夏の暑い時期、冬の寒い時期は別ですが笑。
地元の多摩杉を使っているようです。
建物の配置と緑の配置
庭園が建物と建物の真ん中にあるのですが、その中にもオープンカフェが、ちょこんとありました。こういう店舗配置も人の心理をついていると思いました。
お花のソフト
最後に、お花屋さんとスイーツショップがミックスされたお店でソフトクリームを。このちょっとのったお花がかわいい!
以上、立川スプリングスをレポートしましたが、緑がたくさんあって、緩急ついたランドスケープで居心地のよい場所でした。
コロナの影響もあって、まだオープンしていないお店もちらほらあったので、また時間をおいて行ってみたいです。駅前の賑わいと昭和記念公園の緑豊かな自然を調和した場所でした。
大きな公園があって、IKEAも隣にあって、立川は住みやすそうですね!