人の流れを呼び込んだ品川エキュートのエスカレーターの秘密

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こんにちは、牧野直子です。

品川エキュートに行ってきました。品川エキュートは、エキナカの草分け的存在。

品川駅の駅ナカは、飲食店もたくさんあってすごいですよね。

それにお土産も買えるお店だってあります。

さながら百貨店なみ。

さすが新幹線の駅ですよね!

品川エキュート

品川エキュートの開業は2005年だそう。

品川エキュートと言えば、ガラスのアトリウムがあって、そこのエスカレーターがとても印象的でした。

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資料を読むと、

 

『2005(平成17)年に開業した「エキュート品川」は、JR「品川」駅中央改札構内1,600平方メートルのなかに、約50店舗が展開するエキナカ商業施設の名称。ワンランク上のプライベートスタイルを演出するさまざまなショップが集まっている。天井に大きく広がるトップライトから自然光が差し込む吹き抜け空間を有する2層のフロアになっていて、外気にふれながら豊かな時間を過ごすことのできるオープンデッキを設置するなど、駅構内とは思えない開放感あふれる空間設計が魅力。』

とあります。

その時の課題は、なかなか2階の店舗に人が流れなかったことだったそうです。

どうやったら2階の店舗に人が流れるか。

そのために出した答えがこれ。

アトリウムを作り、そこを思いっきり大きなトップライトにする。

どうやって人の流れを作るかが重要

駅の中のショッピングセンターには、光がない、という常識を打ち破る解決法です。

ガラスのトップライトは、メンテナンスが大変です。だからそれをするかどうかは賭けみたいなところがあります。品川エキュートでは、メンテナンス費が高くなっても、それ以上に、二階への集客が成功したらしいので、コストに見合ったということになりますよね。

私が見に行った時、このエスカレーターの下に、植栽があって憩いの場になっていました。そこにあるベンチには、たくさんの人が、休憩したり待ち合わせをしていたりしました。何かちょっとしたものの影や壁の近くは、落ち着く法則ですね。

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【エスカレーターの下は落ち着く】

品川エキュートに行かれた時は、建物の様子も見ると面白いですよ。ま、普通はお買い物メインですけどね笑。

 

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。