こんにちは、牧野直子です。
文具王の高畑正幸さん
文具王の高畑正幸(たかばたけまさゆき)さんが、デザイントークスプラスというEテレの番組にゲストで出られていました。
自身でデザインされた文具が、グッドデザイン賞を9回も取られている、というのでデザイン番組のゲストとして呼ばれたんだと思うけれど、デザイナーでもあるけれども、面白い文具のオタクという感じの人だった。
経歴みても、TVチャンピオン文房具通選手権で、2回3回4回とチャンピオンになってる!
他に出てくるデザイン畑の人のトークとは少し違って面白かった!
やはり極めている人は子供時代から
高畑さんは、子供の時から文房具が大好きだったとのこと。
確かに、文具って、いろいろ飾りやおもちゃみたいな機能があっても、学校に持って行ける、という理由は大納得。
うちの娘も、鉛筆キャップが、アイスクリームだったり、ジュースだったり、いろんなものがある。それをコレクションしてるお友達もいる。
消しゴムだって、香りがするものや、形のデザインもいろいろ。
学校に持って行ってもいいおもちゃ、という位置づけだと楽しくなるよね。
そして、おススメの文具の絵とレポートを書いて、クラス通信 に載せてもらったりしたんだって。他の友達も先生にも喜ばれたと。
サカナくんやでんじろう先生と、同じ人種の人だよね。
子供のころから、それが大好きで大好きで、それが職業にまでなったという人。
大好きを仕事にしている
高畑さんの文具愛はすごい。
家には、各種類にわけられた引き出しが壁一面においてあって、いろいろ収集してる。
気になったものは、保存用と分解用と二つ買うんだって。
紹介してたのは、40枚とじられるホッチキス。
普通のホッチキスは20枚とめられるかどうかだけれども、その倍のあつさでもとめられる。
分解してみると、テコが二つ入っていたり、ばねも二重になっていたり、面白いんだそうです。
そうやって、分解して研究して、そしたら、自分でももっといいものを作りたくなって、作っちゃったっていう。
大好きなことが仕事になってる、というのはめちゃくちゃ伝わってくる。
将来、仕事になる趣味にはまれたらすごい
突出した独創的な興味が仕事にダイレクトになるかどうかは難しいけれど、そうやって自分の趣味がダイレクトに仕事につながるって素晴らしいよね。
最強なのは、大好きで大好きでそれにハマって極めていたら、それがいつの間にか仕事になっていて、多くの人に喜ばれる
仕事にするためには、苦労することももちろんあると思うけれど、その苦労を苦労と思わない強さが大好きの中にはあるはず。
子供が何かに興味を持ちだしたら、それを応援する親でありたいと思います。