こんにちは、牧野直子です。
この世の中には、セミナージプシーと呼ばれる人たちがいます。
私もたぶんそんな一人だったと思います。
賢い人たちは、そんな人を笑います。
「あっ、また行ってる!(ぷぷっ)」 て。
失敗を経験したからこそ、教えられる
セミナージプシーって笑われるけど、本人たちはいたって真剣。
私なんて、ほんとに、がんばったもん。
一応、その講座で、一番と言われるくらい、先生に言われたことをまじめすぎるぐらい実行して。
その塾での成果は必ず出す。
でも、自分の仕事にはまったく成果が出ないの。
好きでやっていたわけじゃないんだよ~。
しかも、その結果を、いかにもその先生の手柄のように取られて、でも本人はなんの利益もないし、自分の仕事には、全く結果が出なかった。
つらくてつらくてしょうがなかった。
コンサルなんてさ、うまく行ったら、自分のおかげ。結果が出ないのは、本人のせい。っていう人があまりにも多くて。
先生に言われたとおりにやったけど、まったく効果が出ないとわかると、ある日、ポイ。
そうやってつらい日々を過ごしてきた。
何がいけないんだろう、と考えると、そこに出てくるものは、自分を知ること
どんなコンサルが自分にあっているんだろう、これから身に着けるスキルのどれが、自分に必要なんだろう、と考えることが、コンサル選びや講座選びの前に必要。
自分の軸がないと、ついついうわべの心地よい文句にひきつられてしまう。
自分の軸はどうやってできるかというと、「自分は価値があると思える自信」なんだと思う。
親から無条件に愛されること
この自信を持つことは、特に幼少時代の親との記憶が非常に大きい。
無条件に親に愛されたなと思った子供は、自然と自分に自信を持つことができる。
自分を好きになることができる。それだけで大人になってから、アドバンテージがある!
自分は愛されずに育ったな、という思いがどこかにあると、大人になっても、意識の奥のほうでその想いは残ったままだ。
自分に自信が持てていないから、何をやっても、そこから学ぼうと思える人が
人間って敏感なんだ。なんか、この人、ほんとに信頼できる人なのかな、とかの想いは、直感的に感じてしまう。
生きているだけで素晴らしい!
遠回りして、遠回りして、ようやく気付いた、そんな私の失敗。失敗したからこそ、人に伝えたい。
私の両親だって、精一杯私を愛していてくれていたはずだ、でも幼い自分には伝わっていない。
イジメにあってばかりだった子供の頃の人生。それをひきずり、大人になっても、そういう人ばかり引き寄せていた。
だから、何よりも大切なのは、子供に、「生きているだけで素晴らしい!」と親が伝えられること。
生きているだけで素晴らしい!さあ、今日も子供たちに伝えよう!