こんにちは、牧野直子です。
私の大学時代の授業
大学の講義やその課題は、学術的な話がほとんどで、実践的なことが少なかったなと思っています。
実際の仕事の取り方とか、そういうのも教えてくれてもよかったんじゃないかって。
先生たちは、最初に勤務した事務所で習うのが普通でしょ、って言うかもしれない。
でも、もし学校で教わったことが、社会の波に出たら、ほとんど使う場がないというのは、なんとももったいない話ではないでしょうか。
お金のイメージ
お金のことを話すのは、下世話だとか、そんな風潮が一般的にありますよね。
お金のことを話すのは、あまり世間体がよくないことだ、とかそんな認識があると思います。
でもお金は、
「人が自分の価値を評価してくれた対価だったり、何かやりたいことをやるためのエネルギーだったり、とても前向きな側面を持っている」
わけです。
スピリチュアルな話をすると、お金に対してネガティブなイメージがあると、お金からも嫌われてしまう。だから、お金に対するネガティブなイメージは捨てて、ポジティブなイメージを持つことが必要。
文化祭を通じて、お金を学ぶ
でも、学校でも文化祭を通じて、お金の仕組みを学ばせている学校があると、あるTV番組を見ました。
それは、品川女子学院。
文化祭に出店する模擬店は、「株式会社」として、生徒が起業を行うのだそうです。
ビジョンを持って事業を展開し、きちんと利益を出すことを目標とする。
クラスで方向を決め、その内容に沿った事業計画書の提出、会社の登記、プレゼンテーションといった過程を経て、当日の販売を体験するのだそう。
事業を計画する際には、社会的な意義を考え、出資者を募り、また文化祭が終わったら、株主総会を開く。
こういう株式会社の仕組み、つまりお金と仕事に関する学びを、「文化祭」というイベントを通して、生徒たちに学ばせている。
学園祭というお祭りを通して、お金と仕事についての勉強。素晴らしいですね。
教科では教えられない、生きた授業ですよね。どこの中学高校でも、そんなことをしてもらえたら、とても面白いと思うけど、まだまだそこまでは進んでいない。
塾や学校では決して教えてもらえない教育
それは、家庭で教えていくことが大切なことですよね。
塾や学校で教えてくれない生きた授業を担うのは、家庭でのお父さん、お母さん。
お父さん、お母さんへ、お父さんお母さんに、お金のブロックがあると、子供たちもそのようにお金の認識を持ってしまいます。
わが子に幸せに自立してほしいと考えるのであれば、お金に対する悪いイメージのブロックははずし、お金に好かれる思考になりましょう。
そして、品川女子学院の文化祭とは言わないまでも、しっかりお金の流れ、株式会社の仕組みなどを、我が子に教えていきたいですね。