ジブリ美術館が子供の心をつかむ秘密は○○なこと

ねこばす+

こんにちは、牧野直子です。

リライトですが、ジブリ美術館に行った時の記事です!

 

三鷹の森ジブリ美術館

「迷子になろうよ。いっしょに。」

残念ながら、中は撮影禁止でした。だからレポートだけですが、参考になれば嬉しいです。

 

jiburi

 

建物自体が展示の一環

宮崎駿さんも言っていたけど、建物自体が展示の一環のよう。
窓たる窓が、ステンドグラスで、映画のワンシーンになっている。
窓を眺めるのも楽しいし、それが床に落ちた影は、さながら光のアート。

子供向けの施設だが、遊具らしい遊具はないんです。
でも、子供たちが喜んで、あっちこっち探検したがる。

どうしてだろう?

 

ジブリ美術館の子供が喜ぶ仕掛け

スケールダウン

そのひとつは、明らかにスケールダウンしたものたち。

ホールから、2階にらせん階段が伸びているが、大人の男性だと腰をかがめないと頭をぶつけちゃいます。ちっちゃい!でも子供だとスルスル行ける。その上に何かあるわけでもないのに、子供がどんどんこの階段を上りたがる。

終点から隣の部屋に抜けるアーチがこれまた小さい。

2階の渡り廊下だって、通れるけど、ちょっと狭いんじゃないのっていうサイズです。

 

子供目線

子供の目線の高さにある仕掛け。
廊下や階段にちっちゃい小窓が、子供の目の高さにある。お~い、そっから何が見えるんだい?

 

ダミーの扉

開けても、行き止まり・・みたいな扉があります。

 

音の仕掛け

外のベンチにだって、はじっこにぐるぐる回すハンドルがついている。それを回すとカランカランって音がして楽しい。

 

本物の井戸

メイちゃんもやってた~と言って、娘喜ぶ。シュパシュパっと水を出していた。

 

1/3の大きさのネコバス

ネコバスは建物に入らないといけないから、1/3の大きさにしたと宮崎さんが言ってたけど、私はこのサイズだからこそ、子供が喜んでいると思いました。背中の上に乗って、すべり台のように体をすべってきたり、かくれんぼしたり、それは楽しそう。
だって、等身大なら、背中の上に乗れないよ。

最初にも言ったけど、遊具らしい遊具はないけど、子供が楽しめる、大人も童心に帰れる、そんな美術館でした。

私は、「迷子になろうよ」というほど、迷路の感じはしなかったかも。職業柄、大体、図面がわかるからなのか・・(悲)

食事

レストランは一軒しかなく長蛇の列なので、休日に行かれる方は、お昼ごはんは持参したほうがよさそうです。

 

まとめ

ジブリ美術館、参考になりましたか?子供たちもたくさんジブリ映画を見た今だから、また久しぶりに行ってみたいです。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。