こんにちは、食・心・育を大切にしている子育て環境クリエーターの牧野直子です。
食について興味があるので、いろいろ調べています。
それをわかりやすく説明できたらと思っています。
今日はココナッツオイルについてです。
健康にいいと言われているココナッツオイルってどういうもの?
いけてる健康志向の芸能人が、使用する油をココナッツオイルに変えたとか、よく「ココナッツオイル」を聞きます。それだけ、注目されているということですよね。
スーパーでもココナッツオイルを見かけるようになったし。たぶん健康にいいんだろうけど、どう生活に取り入れていくのがいいんだろう。
気になることを、いろいろ調べてみました。
ココナッツオイルは冷蔵庫に入れると、白く固まります。外に出すとドロッと
とけちゃう。これはバターやラードと同じ。飽和脂肪酸の仲間ということです。
ココナッツオイルは、なぜ健康ににいいのでしょう。
ココナッツオイルを調べていて、一緒に耳にする言葉が「ケトン体」。
そもそもケトン体ってなあに?
ケトン体とは 中鎖脂肪酸が体内で分解された形
(出典)あなたを生かす油ダメにする油 白澤卓二著
普通は、脳と体のエネルギー源は糖なのだが、その糖の代わりに、脂肪を分解してエネルギーにすることができる。その脂肪が分解されたものがケトン体。
そう言われれば、なんとなくわかる気がする♪
油の中で、一番エネルギーに変わるケトン体を作りやすい油が、ココナッツオイルというわけね。
ココナッツオイルの成分を体内で分解してエネルギー源にするときに、炭水化物から作られるブドウ糖が邪魔になるからです。
(出典)あなたを生かす油ダメにする油 白澤卓二著
パンにココナッツオイルを塗るのはOK?NG?
ダイエット目的であれば、糖のかわりに脂肪を分解するのだから、炭水化物を一緒にとると半減してしまうということですね。パンと一緒にはとらないほうがよさそうです。
オリーブオイルとココナッツオイルはどっちが体にいいの?
オリーブオイルは、不飽和脂肪酸の中のオメガ9。
ココナッツオイルは、飽和脂肪酸。
オリーブオイルは酸化しにくい油です。抗酸化作用があるわけ。でもケトン体は生まれません。だから同じ健康向けでも、役割が違うということ。
オリーブオイルは、オメガ6を減らすために代替として使うのがよく、それを行った上で、ケトン体を生み出すココナッツオイルを適量とるのがよさそうですね。
ココナッツオイル まとめ
脂肪をエネルギー源に変える材料。体を健康的に保つために重要な油ですね。