余白のスペースが大事!遊び心を駆使して、お店のスタイルを提案しよう!

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こんにちは、デザインとマーケティングでお店をファンでいっぱいのワクワク空間に変える一級建築士、牧野直子です。

余白が大切

FBで、友人が書道において、余白が大事!ということを言ってたんですけれど、書道はもちろん、デザインに関すること、建築に関すること、さらには、ワクワク店舗にも必要だなって思います。

さらに言うと、楽しく生きるための人生でも!

余白というのは、とても重要だなって思うんですよね。

商品以外のスペースが大切

ワクワク楽しめるお店にするためには、この余白が大切。ただ単に何も置かないということではなく、その空間に、商品以外の遊び心のあるディスプレイが大切だと思うのです。

それによって、お店の世界観やコンセプトが伝わるんですよね。

日本家屋は、ムダな場所を粋に変えてきた

本来、合理的に考えると無駄なスペースを、日本人は日常生活に取り入れてきました。

床の間や、京都の町屋の中にある坪庭などがそうです。

生活する上で特に必要とされていないスペース。でも、そのスペースが、住む人の感性を表現する場所だったり、四季の移り変わりを見ることで、癒しやわびさびを取り入れることができたわけですね。

昔の日本家屋には、そんな粋があったわけですよね。

店舗にも遊びのスペースが必要

どんなに小さい場所でも、ライフスタイルを提案する場所を確保すれば、お客様は、その商品を実際に使っているシーンを想像することができます。

「ああ、こういう風に使うんだ。」

「こういう時に使えばいいんだ。」

「あっ、こんな生活いいな~」

というように。

スタッフがすべてを語らなくても、お店の中に入るだけで、お客様がお店と対話をして、共感してくださる。

その結果、商品がほしくなり、その結果売れて行くという流れですね。

店舗における具体的な遊びの空間とは

入口から入って最初に目に飛び込んでくるディスプレイだったり、一番 売れる商品棚の一部など。そんな場所を余白を取って、遊び の空間にすると効果的です。

そんな場所には商品だけを置くのではなく、お店のスタイルや、シーンをイメージさせるディスプレイを心がけるといいですね。

 

 

 

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。