環境と学力について、私が最初に意識したのは、長野県上田市で、中学校の校長をしていた大塚貢先生の講演を聞いた時でした。
心の教育 と食の教育について、特に感銘を受けました。
その講演の内容は、簡単に言うと、
不良がたくさんいた荒れた中学校で、花壇を作り、花を育てた。
すると、最初はいやがっていた不良たちが、花を育て始め、学内のいじめが減った。
さらに、給食をパン食からごはん食、しかも無農薬のご飯に変えたところ、生徒の学力があがった。
その卒業生たちは、その気持ちで卒業し、大人になっていくので、町の犯罪率も減っていったというものです。
詳しくは、櫻井よしこさんがその講演の内容をまとめられています。
講演内容はこちら
いじめはいじめの問題、学力は学力の問題、犯罪は犯罪 の問題と、切り離して考えてしまうと思うのですが、そのベースとして、生徒が過ごす学校の環境は、とても影響力のあるものだし、絶対的ではないものの、力を与えているということです。
自転車のゴミの話もそうですよね。
ある自転車カゴの中にゴミが捨てられたら、どんどんその自転車のカゴばかりゴミがたまっていく。
きれいにしている自転車には、ゴミがたまっていくことはありません。
環境づくり、がんばりたいと思います!