こんにちは、牧野直子です。
マーケティングエクスマ塾の塾生だけが参加できるエレメントEというセミナーに参加してきました。
その参加者の中に、今は建築の仕事ではないけれども、建築学科出身の人がいて、好きな建築家は?って先生に聞かれていました。
聞かれたのが私じゃなかったので、私は答える番ではなかったので、言いたいな~って思ったので、ブログで言っちゃおう(笑)
好きな建築家ってなると、あの作品は好きだけど、この作品はキライっていう人も多いので、好きな建築物で答えますね。
ふじようちえん
一番、好きな建築が、
「ふじようちえん」
園舎が大きな楕円になっていて、園舎の屋根が巨大なトラックのようになっていて、その楕円の中に樹木があって登れるようになっていたり、屋根から滑り台があったり、昔ながらの井戸など、あらゆるシカケがある幼稚園。
建築家の手塚貴晴、手塚由比夫妻が設計です。手塚夫妻のほかの作品は、気持ちよさそうだなあ~という感想はあるのですが、魅了される具合が段違い。
なぜ、このふじようちえんが別格なのかは、アートディレクターとして入られた佐藤可士和さんと、園舎自体が巨大な遊具であり、どんな環境からも学ぶことができるんだという思いを持たれたモンテッソーリ教育の加藤積一園長の思想があってこそなんだと思います。
だから、その思想を形にしたのが手塚夫妻なのだとしたら、私の理想は、建築設計だけではなく、ディレクションと建築の設計を一緒にすることなんです。それが理想だし、目指しているところです。
ボルドーの住宅
そしてレム・コールハースのボルドーの住宅。
部屋が巨大なエレベーターになっている。そして、デザインだって現代的で超クールです。
足の不自由な方の住宅のあり方、価値観を変えたといってもいいと思います。
ヘルツォーク・ド・ムーロン
そしてこの方たちは、作品群が大好き。好きな建築家さんです。
学生時代に本当に大好きで、ヘルツォーク・ド・ムーロンが特集された雑誌は全部買ってました。ミニマリズムの代表。唯一実際の建物を見ることができたのが、イギリスのテートモダン。元火力発電所を美術館に転換したリノベーションです。
古いものを残し、新しいものを融合させたその調和も素晴らしい。
片山正道さん
建築家ではなく、インテリアデザイナーさんですが、大大尊敬しているのが、片山正道さんです。とにかく、おしゃれ、かっこいい!
片山さんの作品は、国内に山とあるので、かなり実際に見に行っています。とにかく洗練されてる。おしゃれ。
仙田満さん
好きな建築家というと、見た目のデザイン性はちょっと私の好きとは違うんだけれども、子どもたちの好奇心を引き出す天才だと思います。だから、大好き。建築が主張せず、環境を作りだしておられる。そんな姿勢も私が目指すところです。
マティアス・クロッツ
最初は、水辺の建築の建築写真集で知ったんですが、チリの建築家 マティアス・クロッツさんのデザインされた住宅にとても魅了されました。繊細で、力強い。
まとめ
私は、好きなのは、一つは、キレイカッコイイだけじゃなく、そこに集う人の行動が変わってしまうようなデザイン、行動を誘発するデザイン、そんなデザインに強く惹かれています。そして、そんな建築をどんどん考えるのが私自身の楽しいこと。
さらに片山さんやマティアス・クロッツのように、ほれぼれするカッコいいな~というデザインもありますね。
自分の好きなことを自覚することは、自分の方向性を考える上でも、いいですよね。みなさんの好きなこと、どんどん考えてみてくださいね~。