こんにちは、牧野直子です!
今日は子どもの勉強についての話です。
私は、普段は建築の設計の仕事をしているのですが、限られた時間ではありますが、学習塾でも講師をしています。
それは、教育にも関心があるから。
普通の親は、子どもの勉強が心配になったら、塾に入れる、というのが普通かもしれません。でも、自分なりの指導方法で、子供達を教えてみたかった。
そのための現在の受験のリサーチや、実際に子どもに教えてみて、わかりやすい教え方を体感したらいいんじゃないかなと思いました。
そしたら、自分で教えられるし、塾代も浮くし(笑)
塾代が浮くどころか、お給料もらえますからね~。
大人になって必要なのは国語力
人間関係を構築するのに役に立つのは国語力。人の気持ちを読み取れる力。
そして、どのように言葉をかければ良い状況に持ち込めるか。
これは、人間関係もそうだし、仕事でのプレゼンにも活用される。
それに必要なのが「国語」なんです。
最重要なのは国語力を育てること
子どもの算数、計算はできているのに、文章題で落としているってこと、めちゃくちゃ多いですよね。問題をちゃんと読んでないから、チンプンカンプンな答えを書いてることって、めちゃくちゃ多いですよね。
これって、つまりは算数のテストにも関わらず、国語力が足りないから点を落としているんです。
大学の研究だって、どんな分野の研究だって、基本は国語。文献を読み込んで、それをわかりやすくひもといて、それに対する自分の考えをまとめて。
もろ国語やん!
国語は一朝一夕には身に付かない
国語力は一朝一夕には身に付かない。算数みたいに、一個解き方がわかったら全部わかる!というようにはならないのが国語です。
それは、文章を読む量をこなすことが必要。
それもただ読むだけじゃなくて、ちゃんと作者の書きたい意図はなんだろうか、と考えながら読むことが必要です。
国語力をつけるために親ができること
いきなり子どもから本を読みたがる子は少ないはず。それは、親が読書を楽しめる雰囲気を作ることが必要です。
まずは読解力
読解力がついたら、表現力
読解力は、子どもと一緒に本を読んで、それについて、いろいろ感想を言い合ってみる。
決して、毎回毎回、これってどういう話なの?と聞かないこと。
これだと、子どもは、本を読んでも、試されているような気持ちになってしまいます。ママも一緒に読んだんだから、どんな話か知ってるでしょって、言われますよ~。
表現力は、感想文なり、紹介文を書いてみること。
これを書いたら、大好きなメニューにしてあげるとか、ご褒美をあげるのもいいと思います。
進学塾でがんじがらめにするよりも、楽しい体験を!
進学塾の批判をするつもりはないのですが、進学塾での宿題攻撃に疲れ果ててしまっている、小学56年生をたくさん見ます。
その時間を、遊び場に行ったり、旅行に行ったりして、見分を広める時間にあててみたほうが、記憶に残る勉強になります。
それには、親の意識が必要なんですけどね。なんでも塾まかせじゃなく、親自身が、子どもの勉強をリードする形をとる必要があるんですが。
旅行に行って、初めて見るものについて、調べてみたり、親子で話しあってみたり、とても有意義な時間が過ごせます。
勉強の環境づくりには、親の意識が大切です
何でもかんでも塾まかせじゃなく、親が意識的に子どもの勉強をリードする形を作ってみてくださいね!