宿題しないで遊びにいってしまう,子どもの対応の仕方とは

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こんにちは、牧野直子です。

最近、小学生の娘が、「宿題をしないで遊びに行く」問題が発生中。

学童のときは、学校から帰ってきたら宿題を終わらせる、というルールだったから良かったんだけど。
小4になって、学童がなくなった。

自己管理をしないといけない。

しかーし。

友達との約束があるから、急いでるの!っと言って、そのまま、ランドセルを置いて出て行ってしまう。

「夕方帰ってきたらやるから!」

でも、結局夕方に帰ってきて宿題をやるかというと、

夕方は夕方で、ご飯を食べたり、弟がTVを見たり、友達とのラインを見たりで、なかなか宿題ができない。

弟のテレビが問題なら、個室に行ってやればいいんじゃない?
と言ったら、

だって、弟がテレビ見てるってわかったら、気になって勉強できない。だってさ。

そして、眠くなって寝てしまう。は~。

子どもは無意識にいけないことも学んでしまう

博士課程で、心理学をやっていた主人によると、

迷い→ダメ元→OK→迷い

のループに入ってしまっているんだそう。

宿題しないで遊びに行ってもいいかなあ、、という迷い
ダメ元で、夜やるからいいでしょ!っていってみる。

その時、怒られなかった=つまり、OK

そして、宿題しないで遊びに行ってもOKというこを、子どもは無意識のうちに学んでしまうということ。そしてループが繰り返された回数だけ、子どもの脳内に洗脳される。

だから、このループに入っちゃったら、どこかで止めないといけない。

どうやってループを断ち切るのか

娘が夜、眠そうにしていたら、
「何で眠いのかな?」と聞いてみる。

朝、宿題するように起こす
すると、眠いから勉強できない!と言われる。

そしたら「なんで、眠いのかな?」と聞いてみる。

そうすることで、眠いのは自分のせいなんだ、ということに気づく。

つまりは、自分が宿題しないで遊びにいってしまった、ということを本人に気づかせる。

そして、本当は問題集終わらないとお小遣いもらえないのに、お祭り前に、分割を学んでしまった。そこは、勝手に学習されないように、臨時の臨時だから、ということを伝えていく必要がある。

遠くのメリットは勉強につながりにくい

主人 によると
勉強と報酬の関係は、遠因性強化

オペラント条件づけ

で、即時強化を行うべし。
つまり、遠い先のメリットは、勉強につながりにくい

だから、それよりも近いメリットを設定して、行動の頻度を上げてあげる、という意味。

それは、ほめ言葉なのか、終わったらご褒美なのかは、わからない。

 

うーん、問題集終わったら、お小遣い、とかやってるけどね。

お祭りや、友達の誕生パーティの前だと、お小遣いも効果的なんだけれど、何もイベントがない時は、必要性を感じないらしい。

ほんとは、少し先のイベントのためにコツコツ貯めてるほうが楽なんだけどね。

それよりも前の快楽、スマホを見るとか、ゲームを見るとかのほうが、楽しさが勝っちゃっているらしい。

 

大人だって、同じ授業やセミナーを聞いても、感じ方は人それぞれ。どう感じるかは、予測しずらい。

だから、子どもが、どう学ぶかは、それ以上にわからない
無意識に学ぶこともある。

子どものやる気を持続させるのは、なかなか難しいですが、がんばっていかないとね。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。