こんにちは、食・心・育を大切にしている子育て環境クリエーターの牧野直子です。
みなさんは子供たちに、どんな子供部屋を与えていますか?これからの方は、どんな子供部屋を与えようと思っていますか?
ある雑誌で、神戸女学院の中等部に合格した女の子の部屋が紹介されていました。
神戸女学院、、あっ、私の後輩ですね・・。
普通は、子供部屋と言えば、寝たり、勉強をするための部屋ですよね。でもこの女の子はちょっと違った。
自分の趣味全開の子供部屋
ピンクの家具やカーテン、かわいいぬいぐるみに、携帯や小物をキラキラかわいくデコる材料。それらがたーっくさん、部屋に置かれています。
自分の大好きなものばかり、たくさん詰まったお部屋です。まさしく自分の世界観たっぷりの部屋!
自分の部屋は ”どっぷり趣味部屋” ということです。
ん?普通は、そんな部屋だとお母さんは「もう、遊びばっかりやって。しょうがないんだから!」って嘆く人も多いかもしれないよね。この女の子のお母さんが、叱らないでOKしたことも素晴らしい。
普通は遊んでばっかりになってしまいがちな趣味全開のお部屋。そこでどうやって、難関校に合格したのか、その勉強法が気になりますよね。
発想が真逆!勉強はリビング、休憩は子供部屋で
勉強は家族が集まるリビングの一角で行って、休憩時間10分のあいだだけ、自分の部屋に戻って趣味に没頭したそうです。
休憩時間10分をきっちり守るために、キッチンタイマーを持っていったっていうから驚き!10分間、そのあいだだけ、好きなものに囲まれて、好きなことをして気分転換をしたそうです。
実は、これとても理にかなった勉強方法です!
メリハリをつけるのに効果的
人の集中力はそんなに長いあいだ持ちません。もし3時間も4時間も、ぶっとおしで勉強してたという場合、そうは言っても、絶対だらっとしている時間があるはずです。
一番効率の良い働き方は、50分働いて10分休む。そのサイクルが社会人でも、仕事を効率的にこなすポイントだそうです。これは世界のトップクラスの経営者が実践している時間管理術。
OnとOFFをきっちりつけること、それが効率よく仕事をするコツなんです。
好きが最強!
個人の部屋だから、どんな風に飾っても親に怒られない。しっかり勉強を集中して結果も残していれば、親は怒る理由がありません。
大好きがいっぱいつまった部屋だからこそ、きっちり「OFF」を楽しめる。
実は、好きなことを極めることは、大人になって経営者になったとしたら、その会社の売上があがることにつながるんです。
それを子供の時から実践しているとなれば、勉強が出来るだけじゃなく、大人になってからも仕事ができる人になれる可能性が大かもしれませんね。
勉強を一筋でやるよりも、好きなことを極めて、それを仕事にからめていったほうが圧倒的になれますからね。
まとめ
子供部屋をどっぷり趣味全開の部屋にすることは、実は、理にかなった環境でもあるんです。
ただし、これは彼女のように、きっちりON/OFFをつけることができれば、という条件付きにはなるけどね。
子供部屋は、子どもの好きを伸ばして、ONとOFFのメリハリをつけるための場所。
そんな使い方もとてもよさそうです。