多動症、ADHD、発達障害の子とどう向き合うか

mama

こんにちは、牧野直子です。

私は、内側からの子育環境ということで家庭教育もブラッシュアップしているのですが、自分の子供だけだと経験が少ないので、教育についても経験を積むために個別指導塾でも教えています。

塾で私は、ある生徒さんを教えています。
その子との授業はいつもチャレンジング。

なぜかというと、私が最初受け持った日は、まるまるすっぽかされ、次の授業の時は、ずっと絵を描いたり、飽きると机の上に登ったり。また別の日は、ホッチキスの芯をひたすら出したり。。。

とにかく大変なわけです。

でもその生徒が、私が持ち出して4回目あたりで、ちゃんと机にむかって勉強をしようという気配が出てきました。
今のところ、少しずつだけど、集中できる時間が長くなってきています。

ある時は、90分、ずっと集中して勉強をしてくれて、そんな時は、嬉しくて飛び上がりそうでした。

どうやって勉強に向かわせていったか

どうやって勉強に向かわせていったかというと、
当然、普通に塾のテキストはやらないので、

将来、何になりたいか?
得意なことは何か?
大好きなことは何か?

そんなところから彼女と世間話を始め、彼女の興味のある内容から、算数の問題につなげていったりしました。

例えば、将来、ケーキ屋さんになりたい、ということを言ってきたので、ケーキ屋さんのお店をどこに出したらいいか、どんなメニューにしたらいいかから、お店の広さを考えさせたり、メニューのケーキの絵を描いて体積を求めさせたり、などです。

国語については、どんな内容だったら勉強をやりたいか、とあらかじめ聞いてみて、
例えば、書くのはイヤだけど、読むのならいい。と答えたので、
感じの読み取りだけを繰り返したり。

マンガや芸術が好きだというので、それに関する文章を選んだり、漢字をクイズで出してみたり。

生活の中からでも、いくらでも問題は作ることができますからね。
同じ学年でどういう範囲の勉強をするかに合わせて、その質問も、ある程度同じ単元で考えてみました。

原石を磨こう!

こういった子供たちは、大人になって、一芸にとても秀でたり、イノベーターになったり、光らせ方しだいで、いくらでも才能が光る可能性を持っているんです。

その才能を開花してあげられるように心がけたいです。

まだまだ悪戦苦闘ですが、がんばって取り組んでいます。

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。