こんにちは、牧野直子です。
自分は英語をしゃべれないのに、子供に英語を学ばそうとしたり。
自分は数学なんてさっぱりわからないのに、勉強しなさいって言ったり。
自分は勉強しなかったのに子供に勉強しろって言ってしまう
かなり高い確率で、子どもの頃に勉強しないで育ってきた親は、自分の子どもに「勉強しろ!」といってしまうようです。
そして子供は、親に向かって、「そんなに勉強勉強って言って、自分はやってきたのか!」と思ってしまう。そして、親子関係は台無しになってしまいます。
なぜ勉強しなさい!と言ってしまうんだろう
それは、親自身が勉強してこなかったことに対して後悔しているからです。
勉強から逃げたら、どんなに苦労するか身をもって体験したからなんです。
あ~しておけばよかったという後悔から、子供にはそんな人生は歩ませたくない、という親心から、勉強しなさいって言ってしまうんですね。
でも、「これは親心なの!」って子供に言っても、子供は理解してくれません。
なんのために勉強をするのか、目的を教えよう
あ~しておけばよかったという後悔から、子供にはそんな人生は人生を送ってほしくない、これは立派な親心です。
ここは大切にしておいてほしいと思います。
大事なのは、その想いをどうやって、まだ人生の厳しさもまだよくわかっていない子供たちに伝えるか、なのです。
勉強しなさい、だけじゃ、なんのために?というのがわからないんです。
なののためにがわからないと、人間は動きません。
特に、難しいこと、大変なこと、やりたくないことというのは、なんのためにがないと動きません。
将来何になりたい?
誰しも、将来何になりたいか、という思いはありますよね。
まあ、子供たちが夢を語らなくなくなってきてしまっているということも聞きますが、、。
【パターンA】
【パターンB】
お金の貯め方や使い方を知るのは、算数ができないとね。
お店をやるには、人を使わないといけないから、国語も必要だよね。。
勉強は夢のためなんだとわかると、子供たちのやる気も起きます。
勉強しなさい、じゃなくて、社会の仕組みを教える
子供の時からしっかり勉強して、大人になって結果の出ている人間は子供に勉強しろとはいいません。代わりに、勉強とはこんなに楽しいんだ。勉強とはこんなに役に立つものだと、そういう教え方をします。
それを聞くと、あ~、やっぱり勉強したほうが、人生たのしく生きられそうだな、って思う。勉強をするのもしないのもあなたの選択だけど、勉強すると、楽しく過ごせる可能性が広がるよ、ということを教えてあげればいいんだと思います。
賢い親は、勉強しなさい、じゃなくて、解き方を教える
もし自分がわかるんだったら、勉強しなさい、じゃなくて、
「どこがわからないの?じゃあ、こうやって考えてみるとわかるんじゃない?」
と解き方のヒントを教えてみる。
教科書や解答みながらだったら、ある程度わかる人もいますよね。
一緒に勉強しよう!
もし、それがダメそうだなっと思うなら
って、一緒に勉強してみましょう。
それは全く同じ勉強じゃなくてもいい。
例えば、資格を取りたいから勉強しよう。って、一緒に勉強する姿勢があると、いいのです。
まとめ
やる気をあげる声掛け、どうでしたか?
以上、勉強しなさい、から抜け出して、子供のやる気をアップさせる方法でした。