ワークライフバランス小室淑恵さんのTEDの講演 社会問題を解決する逆転のアイデア

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こんにちは、牧野直子です。

ワークライフバランス

ワークライフバランスという言葉をご存知でしょうか?

ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指すと書かれています。

それを提唱する、(株)ワークライフバランスの代表取締役の小室淑恵社長のTEDでの講演が非常に素晴らしいと思いました。

ワークライフバランスを考える事で、少子化、介護、女性の活躍、これらが解決できるというお話です。

12分ほどの講演なので、ぜひ聞いてみてください。

 

その主張を1行でまとめると、

長時間労働をやめることで、すべての社会問題が解決する

 

個人で出来ることは必ずある

お金をかけずに、様々な社会問題が解決してしまう、というからすごいじゃないですか?

日本は、問題が起こると、お金で解決しようという政策が多いと思います。
でも、働き方の質を変えるだけ、という心がけは、財政が必要ない。

小室さんのワークライフバランス社のように、「残業一切禁止」そんな、ふうに企業はなかなか言えないでしょう。働く側も、残業代が出るから、残業をしていこう、という考えの方が多いと思います。

でもそこをあえて、家族のため、と割り切って、個人で残業なしの働き方をしてみることはできますよね。

私のような個人事業主は、時給ではないので、いかに効率的に生産性を伸ばすか、常に考えています。その上で、生産量を上げるために、長時間労働はやめられないのですが、、(汗)

でも、学童から帰ってきてからの子供の面倒は、全て一人でやっています。夫は家庭教師だから夜いないので。だから、私自身の時間ももっと増やしたい。短時間労働で十分な収入の仕組みを作るのは、夢ですね。

長時間労働をやめて、効率的に生産性をあげる方法を、取り入れていきたいものです。

 

 

 

講演の内容

 

小室さんの体験談

ご主人の平均帰宅時間は、深夜2時。赤ちゃんを寝つけようと、布団に置いたら泣く、
それを繰り返し、ようやく寝かしつけられてほっとしている時。
ご主人が、まるで見てたかのように帰ってくる。バタンというトビラの音で起きてしまう。もう絶対に二人目なんていやと思った。

それが、ご主人の考え方が変わり、小室さんと同じ時間育児をやってくれるようになったら、もう一人子供が出来た。

財政を使わず、社会問題を解決する

うつ病、ダイバーシティ、介護、財政難、、これらの社会問題を国の財政をまったく使わず解決する方法が、長時間労働をやめること

日本は残業が多い、しかし一人当たりの生産力は先進国で最下位。

長時間労働の悪循環
体験のインプットが少ない
→アイデアが出ない
→会議が長引く

 

長時間労働を続けたA社と、やめたB社の比較

◆A社はコストカットで人を削る

残業代が増え、結局当初よりもコスト増える
残った人は、辛くて、人がやめる
採用しようとしても、人が入らない

◆B社は、コストカットで残業代を削る

若者や時間成約のある女性を積極的に取る。
多様な人種が社内にそろうと、多様なアイデアが生まれる
人が多いので、フォローしあえるから、育児や介護の両立ができる
そういう企業に人も集まる

 

長時間労働は日本の財政にもメリットが多い

介護する時間ない→24時間施設を作る
育児をする時間がない→延長保育を伸ばす
今の考え方は、どれも財政が必要。

日本は女性は育児で、7割が仕事をやめている。

残業をやめると、

親の介護は、デイサービスと併用して続けることができる
夫婦のキャリアが続くから、税金の担い手となる。
父親が夕食を一緒にとるから、子供の話を聞ける

 

経営者のみなさんへ

人は、朝から13時間しか集中力が持たず、それ以上は、酒酔い運転と同じ集中力だ。
コンサル先は、残業をやめても、企業の成績があがっている。

最後に

介護、財政難、ダイバーシティ、少子化、うつ病、これらが長時間労働をやめることで解決できる。
アイデアもライフも豊かになるワークライフシナジーの社会を目指しませんか?

 

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。