ごほうびのあげ方って難しいですよね。上手なごほうびとモチベーションアップ

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こんにちは、牧野直子です。
みなさん、子供たちががんばった時のご褒美はどうされていますか?
ご褒美のあげかたって、難しいですよね。

娘がおねだりしてきた

娘が、学童のプールに参加した日のこと。「ねえ、水着買って!!みんなかわいい水着なのに、私だけ、学校の水着だったんだよ!!(怒)」

私の時代は、小学生はプールに行くにもみんなスクール水着だったけどなあ。
去年は、保育園の時に買ったかわいいセパレートの水着があったけど、もうちっちゃくなったからって、去年の夏の終わりに親戚にあげちゃったんだよね。

私「どうしたら買ってもらえると思う?」
娘「・・・わかった、問題集やるよ。」

いつもこの問答をやってるから、わかってきたか・・

欲しいものがあっても、すぐあげない

うちは、まだお小遣いはあげていません。あげると、その日のうちにジュースやお菓子に変わっちゃうので(笑)
だから、こういう欲しいものがある時は、お誕生日やサンタさんのプレゼント、もしくは「労働」なのです。

子供の仕事と言えば、勉強ですもんね。遊びながらやる勉強は、楽しいから、自分からやろうって言ってくるけど、やっぱりドリルのような勉強も知識の定着には必要。でもこういうドリルはあんまり自分からやりたいって言わないよね。

でも、よっぽどかわいい水着が欲しかったのか、私がたまたま夜仕事で出かける日、がんばって1冊終わらせてきた。
ちょっと量があるから、根を上げるかなと思ってたら、仕上げてきてたからびっくりしたよ。モチベーションすごいね。

 

ご褒美の難しさ

「いい点とったら、プレゼントあげる。」
「プレゼントあげるから、勉強しなさい!」

これは逆効果です。
親が主導して、プレゼントあげるって言っちゃったらダメ。

だって、勉強することより、プレゼントをあきらめた方がいいって子供に思われたらそれで終わり。
また、これを続けて、モノをもらうことが当たり前になったら、モノをもらえない時のモチベーションの下がり方の方が大きくなってしまうんです。

そんな時、最初以上の金額をねだってくるかもしれません。

ね、こわいですよね。ごほうびのあげ方を間違うと、

「ごほうびなしでは勉強しない子ども」になってしまう危険性がありますよ。

ごほうびはあくまで、「きっかけ」として使うこと

ご褒美はね、短期的なモチベーションアップにはなるんです。
でも長期的には、自分でもっと知りたい、もっと賢くなりたい、という自発的なモチベーションがないと無理。

では、ごほうび作戦を有効に使うためにはどうしたらいいんだろう。

ごほうび作戦の有効的な使い方

一番必死に勉強するのは、先に欲しいものをあげておいて、目標を達成できなかったら没収。
らしいです。
でも、これをやると、「ママ、さいてー、ママ、鬼~!」
と泣きつかれること必至だと思うな。これは最終手段ですね。

子供は、よく出来たら、認められたいもの。「よく出来たね!」って褒めてあげるだけでも、かなりモチベーションはあがるよね。
モノは買ってあげなくても、例えば、その日は、子供が大好きなご飯のメニューにしてあげるとか、そんなことでも嬉しいはず。

最初の娘の例の時のように、絶対欲しいものがあって、子供から言ってきた時はOK

親が先に主導しないという意味では同じだけど、「がんばったね!」とサプライズでご褒美をあげることも、いい方法です。

プレゼントをもらって嬉しいかどうか、それは子供だって大人と同じ。そうやって、嬉しいポイントを考えて、うまくモチベーションアップさせていきたいですね!

 

ごほうび作戦の有効的な使い方

サプライズで、よくがんばった時にあげる
欲しいものがあると言われた時に、達成したらあげる
ごほうびをおもちゃではなく、好きなメニューなどに変える
単純に「よく出来たね!がんばったね」とほめる

 

まとめ

子供のごほうびは、大人も同じ

自分だったら何がうれしいか、自分だったら何があるとがんばれるか、置き換えて考えてみよう!

 

一級建築士。店舗やオフィスを主に設計しています。ワクワクする建築を作提案しています。お笑いとバレーボールが大好き。